重度で一人暮らしする知的障害者のドキュメンタリー映画「道草」

自閉症と重度の知的障害があり、自傷・他害といった行動障害がある人が介護者付きで一人暮らしする。そんな人たちの日常を描いた映画「道草」が、23日から大阪市西区の映画館「シネ・ヌーヴォ」で上映されるそうです。これは、筆者も見に行かなくては。


重度で一人暮らしなんてできるの?

そう思われる人がほとんどだと思います。筆者も昔は、一人暮らしなんて無理と思っていました。しかし実際に重度重複障害で介護人つきの一人暮らしをされている人のことは聞いたことはありました。

しかし親亡き後の障害者の行く末は、施設か、グループホーム。もしくは兄弟などの血縁者というのがほとんどと思われます。ホームレスの三割が知的障害者という報道もありました。できるだけ親と長く一緒に住めて、ゆくゆくはグループホームというのが理想なのですが。グループホームの建物は個人ではなかなか用意できません。と言っても賃貸で貸してくれるようなところはありません。市営住宅は?と調べてみると、そもそも市営住宅は家族か結婚する相手とでないと申し込めないようです。独り者は申し込めます。

そのような現状で、重度でも一人で生きていけたら?一筋の希望が見えます。どのようなものか近日中に映画を見てこようと思います。

jill111 / Pixabay

重度の知的障害や行動障害がある人とは?

うちの娘は二歳の時から重度の知的障害で、重度の自閉症と診断されていました。二歳児での様子は、キリキリ周、お手手ヒラヒラをし。木漏れ日をまぶしそうに、いつまでも見ていたり、水遊びの水のキラキラをいつまでも見ていたりの様子もありました。見た目は普通の子と変わらず、容姿もとても可愛い子でした。

次第にとんでもなく多動児になります。道を変えるだけで泣きわめいたりで、当時の様子や改善法についてはこちらに記載しています。他害行為などの重度知的障害児の問題行動は、こうやって改善した! | 障害児info!

小さい時は重度でも普通のお子さんと見た目は変わらないお子さんが多いです。他の障害も重複しているお子さんは見た目も違うお子さんもいます。ところが成人になるとみる人が見れば障害者とわかる風貌になります。

施設で暴れる行動障害の人も見たことはあります。男性だと、正直恐いです。申し訳ないけれど、強度行動障害のある重度知的障害者を受け入れてくれる施設は少ないと思います。重度行動障害のある人ばかりの施設があるそうです。でも重度と言っても会話ができない人は会話力で重度判定ですが生活能力の高い人もいます。かたや会話ができても、困難なこだわりの強い人もいます。


一人暮らしできる重度訪問介護とは?

調べてみると筋ジストロフィーの方は依然から24時間介護付きで一人暮らしされている方は多いようです。それは区分6になるようです。うちの子は区分4ですから、今のままですと一人暮らしは無理なのでしょうか?引き続き調べます。

そういえばうちのマンションにも高齢者さんで訪問介護を受けておられる方がいました。24時間ではなくて、週に何回かヘルパーさんをお見かけしたけれど、どうもお亡くなりになっていたようで、部屋から出てきたヘルパーさんが携帯で連絡されているのを見かけたことがあります。その時は気づかなかったのですが、後日、病院のベットのようなものを解体されて運ぶところを見ました。最初はヘルパーさんとは気づきませんでした。引っ越してこられたなと思っていたら、頻繁に違う女性が出入りして、挨拶される方もしない方も、女性の出入りが多いなーと思ってました。声をかけて入られる方を見かけてヘルパーさんだとわかりました。ひっそりと亡くなられる方もいるのですね。

Soorelis / Pixabay

行動障害があると介護付き一人暮らしができるのでしょうか?

以前に障害福祉課の方に尋ねたことがあります。親亡き後、うちの子はどうなるのか?と。役所で施設入所の順番待ちの希望は出していました。今すぐ施設は考えていないけれど、母子家庭なので私に何かあったときの意志表示として順番待ちの書類を出していました。何十番目かは忘れました。その時にお話しうかがったのが、役所は親御さんが亡くなって誰も居ないところに一人にはしません。当初は障害福祉課の人が泊まりこんだりして、受け入れ先を探すのだそうです。

ショートスティの施設があればそこでしばらく受け入れてもらって、役所が入所施設を探すそうです。「でも順番待ちの書類申し込んでますが、施設は一杯ではないのですか?入れなかったら?」と聞くと、絶対に受け入れ先は探しますと、全国どこまで行くかはわからないけれど・・」とおっしゃってました。でも住み慣れた場所でなく、知らない遠くの施設に行かされるなんて可哀そうすぎます。でも受け入れ先があるだけマシなのかもしれませんが。

親が生きているうちに「安心できる良い施設」に若いうちからお子さんを入所させる方もいます。筆者はとても無理です。いつまでも娘と離れたくはありません。今のディサービスはとても良いところで気にいっています。ショートスティもあるし、恵まれた環境だと思っています。住み慣れた町で親亡き後、一人暮らしが可能で今の施設に通えれば、それはそれで幸せだと思います。しかし昨年十年以上お世話になっていた日曜日のガイドヘルパーさんの事業所が閉鎖されてしまいました。施設長さんが高齢でご主人が亡くなられて事業所を続けられなくなったのです。

自分より高齢の事業所さんには、こういう事もおこりうるのだなとあらためて思いました。若い方の運営する事業所なら、閉鎖のリスクは少ないと思います。

Larisa-K / Pixabay

重度知的障害行動障害のある人の一人暮らし映画『道草』

映画『道草』公式サイト
https://michikusa-movie.com/

上映日程2019年

 

ROverhate / Pixabay

知的障害者の重度訪問介護制度

厚生労働省の障害福祉のページを見ると、発達障害者の新設制度が紹介されていました。

自立生活援助一人暮らしに必要な理解力生活力等を補うため、定期的な居宅訪問や随時の対応により日常生活における課題を把握し、必要な支援を行う。

一人暮らしに必要な支援が新たに位置づけられています。

障害福祉サービスの内容 |厚生労働省より

福祉・保健・医療情報 – WAM NET(ワムネット)
ワムネットに載っている重度訪問介護サービスも紹介しておきます。重度訪問介護

 


 

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