親亡き後の障害者の選択肢/シェアハウス、一人暮らし

前回では、親亡き後の障害者の選択肢として、入所施設とグループホームの情報をお伝えしました。うちは30歳になる重度知的障害者の娘と二人暮らしです。いろいろ親亡き後の選択肢を調べるうちに、こういう風にしようという目星がついてきました。今回は、入所でもグループホームでもない生き方をご紹介します。

 




先日、聞いたシェアハウスという生き方

先日、障害福祉課での手続き事のついでに、親亡き後の暮らし方についてだつ雑談的に、聞いたのが「シェアハウス」という障害者の生き方です。一口にシェアハウスと言っても、その形態は様々なようです。グループホームとどう違うのか?質問してみると、支援を受ける制度が違うようです。まだ「シェアハウス」のイメージがつかみづらく、全国で調べてみました。

障害者と健常者のシェアハウス

シェアハウス「MAZARIBA」 | 障害者と健常者も一緒にはぐくむ豊かな暮らし
こちらは、一人で歩けて、親の支援を受けずに働いて自立している人たちのシェアハウスのようです。シェアハウスですから、お家賃が安いです。

障害児のためのシェアハウスをつくるNPO法人
こちらは肢体自由児のお子さんたちのために、8家族がシェアハウスに住んで、行政からの補助金もある家賃の中から、8家族で一人のスタッフを雇って、リハビリをするためのシェアハウスのようです。

共同生活援助 ふわり 特定非営利活動法人 たすけあい泉
シェアハウスの検索にひっかかりましたが、グループホームのようです。グループホームも「シェアハウス」という呼称を使われる場合もありますので、どの制度を使われているのかは、個別に問いあわせの必要がありますね。

障害者と健常者がともに暮らすシェアハウスいこっと
こちらも働いて自立している知的障害者と健常者のシェアハウスです。

【コンセプト型シェアハウス▼障害者のためのシェアハウス】 | 【シェアハウス物件経営で家賃収入3倍!】空き家活用クラブ(空室対策)シェアハウス経営コンサルタントのブログ
家賃収入を考えた大家さん向けのコンサルタントさんのようです。グループホームの設置反対運動もある昨今ねこのような障害者のための物件が増えると良いですね。

シェアハウス|就労継続支援B型事業所 すまいる
職場も食事提供もあるグループホームのようです。

「自立へ共助」障害者の家 NPOシェアハウス – ゴエモンのつぶやき
グループホームですね。

障害者向けのグループホームに入るか、普通のシェアハウスに入るか… – Yahoo!知恵袋
やはり、障害の程度や、仲間とコミュニケーションがうまくいくか?トラブルは?とか実際に住んでみないとわからないことはあるようですね。

熊本と東京にあるシェアハウスひだまり
こちらは健常者向けの普通のシェアハウスのようです。

空き家をシェアハウスとして有効活用としてのメリットについて!! | 九州と関東にあるシェアハウスひだまり
空き家のシェアハウス利用のすすめです。障害者向けは自治体から補助もでますし安定した家賃収入が得られますし、障害者を受け入れる体制が増えれば良いですね。

入居案内 | 大阪市平野区のコミュニティーマンション | シェアハウス中井
マンションタイプの個室で、共有の食堂での食事提供もあります。

知的障がい者、住まいをシェア -自立生活、障害のない人とともに- – 大田区タイムズ
重度知的障害のある人が公的サービスを受けながら、健常者とのシェアハウスで住まれています。親亡き後の生き方として理想ですね。

障害者自立へ、ワンルーム開設 京都、夜間の見守り付き : 京都新聞
グループホームやシェアハウスも良いですが、日中はディサービスや作業所に通っている場合、夜間のみの見守り付きの一人暮らしも理想です。こういうところが増えると良いですね。

「ユニバーサル賃貸」で障がい者や高齢者などすべての人に物件を。「ガンツ不動産」の挑戦 | 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【LIFULL HOME’S PRESS】
分譲マンションでも、管理組合から、グループホーム運営は規約違反と、退去を求める裁判が2018年8月に大阪市でありました。その後の情報がわからないのですが、借りるのが難しい障害者や高齢者に物件をあっせんしてくれる不動産会社は貴重です。公的サービスの利用で障害者や高齢者の住人は、家賃支払いも確かで、公的サービスという見守りもあるわけで、意識改革してもらえる家主さんが増えてほしいと思います。




障害者の共同生活の住居の場は?

障害福祉サービス事業所検索 – WAM NET
こちらであらゆる障害福祉サービスの全国情報を調べることができます。

グループホームは、地域を選択して「共同生活援助」や「自立生活援助」で検索します。

厚生労働省のグループホーム調査2012によると

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(3,895 法人に調査票を郵送し、39 件があて先不明で返送された。回収数は 1311 法人であり、配布数に対する回収率は 33.7%である)

全国のGHの約3割がマンションなどの共同住宅にあり。14年の大阪府・市の調査では、府内のGH1245戸のうち839戸(67・4%)が共同住宅内ある。

府と大阪市が26年に実施した障害者のグループホームに関する調査によると、回答があった府内のグループホーム1245戸のうち、67%が共同住宅(マンション、公営住宅など)にあり、戸建ての33%を大幅に上回っている。大阪府では公営住宅でのグループホーム設置を後押ししているといい、障害者のグループホームがある共同住宅の64%を公営住宅が占める。

我が家が想定する「親亡き後の選択肢」

現時点では、私が元気なのでこのまま、生活援助なしで二人暮らしを続けます。数年後を想定して、公営住宅に申し込み、公営住宅を終の棲家として引っ越します。公営住宅を選択するのは、親亡き後に追い出されることはないだろうと言う理由です。現在通っているディーサービスは良いところなので、一生通えれば良いのですが、うちの子が高齢者になると介護保険で通える高齢者施設に移動と言うこともあり得ます。

まだ申し込んだことがないので、抽選で近場の公営住宅が当たるかどうかと言う問題はありますが。今の通っているところは包括的障害者支援事業所で、社会福祉法人ではなく民間の事業所ですがとても良いところです。ディーサービスだけでなく、ガイドヘルプ事業や訪問介護事業ね短期入所(ショートスティ)も実施されています。近場であれば車の送迎かねガイドヘルパーさんの派遣もお願いできますし。訪問介護でホームヘルパーさんに来てもらうことも可能です。今は健康のために徒歩通所していますが。

親の私が足腰立たなくなったら、親子で受給者証でホームヘルパーさんに来ていただくことも可能です。しかしいつまでも足腰上部でいるために、歩いて送迎したりプールに行ったり、健康には気をつけていますが、最悪を想定して受けれる公的サービスを調べておくことは必要です。兄弟姉妹や遠くの親戚に迷惑がかからないようにしたいと思います。




親亡き後に、シェアハウスとして公的サービスを受ける

親亡き後、つまり私が亡くなったあとですが、うちの子と一緒に住んでくれる障害者さんが見つかれば、シェアハウスやグループホームとして、公的サービスもシェアすることで、毎日の夜間見守りも可能だと考えています。

親亡き後の重度知的障害者の選択肢/大阪市障がい者グループホーム空き室状況 | 障害児・障害者info!
、グループホームの空き室情報を見ますと、けっこう二人暮らしのグループホームは見られますし。定員二人で、空き室1の、つまり一人暮らしの障害者さんも多いです。その意志をどこに伝えて実行してもらうかが課題ですが、社会福祉協議会などの金銭管理サービスもありますし、追々調べていきたいと思います。

まとめ

障害の種類や程度により、よりよい終の棲家の在り方は違ってくると思います。うちの子の場合は、会話ができないので重度知的障害者ですが、生活は身辺自立していますし、洗い物や洗濯も自発的にしますし、夜間の見守りや、食事の提供や、ガイドヘルパーさんとのレジャー活動などがあれば生きていけると思います。年々すすんでいる障害者福祉サービスの形態もさらに多様化して、うちの子向きのサービスも出てくるかもしれません。

いまからこれしかないと決めつけないで、柔軟に方向転換できるように、アンテナ張って生活を楽しんで行きたいと思います。親が急死すると面倒な手続きがいろいろあるようです。光熱費や通帳の名義は、本人に変更しておくほうが良いです。死者の名義変更はややこしくてできない普通の人の話も聞きます。親が生きていれば本人名義の光熱費や家賃の支払いも、銀行の引き出しや預金も不都合なく行えます。早めに本人名義にしておくのが良いですね。

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