アルツハイマー病はリコード法で改善できる!

認知症患者は462万人といわれ、65才以上の7人に一人が認知症です。その認知症の約7割は、アルツハイマー病です。アルツハイマー病とはアミロイドβというタンパク質が脳に蓄積して、神経細胞が死滅してしまう病気です。アルツハイマーは発症の20~30年前から静かに進行し、高齢になって認知機能の低下や記憶障害などの症状が表れて発病に至ります。これまでは、アルツハイマーは予防することが困難で、発病すれば治らない病気でしたが「リコード法」で「認知機能の回復」は可能であることがわかってきました。

認知機能の低下を回復させる「リコード法」についてお知らせします。


アルツハイマーはなぜ起こる?これまでの考え方

これまでのアミロイド仮説

脳にアミロイドβが溜まり、神経細胞が障害される(これまでの考え方)

「リコード法」のアルツハイマーの考え方

〇アミロイドβが溜まる要因が発生

〇脳を守るためにアミロイドβが発生し蓄積する結果、神経細胞が障害される

アミロイドβを過剰に発生させる要因

体内の慢性炎症

慢性炎症の原因

慢性的な感染症、歯周病、腸内環境の悪化、高血糖、内蔵脂肪

脳への栄養不足

不足する栄養素やホルモン

ビタミンD、ビタミンB群、*BDNF(脳由来神経栄養因子)、甲状腺ホルモン、性ホルモン、インスリン抵抗性

有害物質の蓄積

有害物質

飲酒、喫煙、重金属(水銀、ヒ素など)、カビ

★リコード法はこれらアミロイドβを過剰に発生させる要因を36個の穴の開いた屋根に例え、穴をふさぐ方法を言います。



アルツハイマー病の原因となる行動リストと問題となる理由

①朝食は菓子パンと砂糖入りコーヒー

グルテンや砂糖が脳への炎症を起こす

②プロトンポンプ阻害薬を服用している

胃酸が減って重要な栄養素の吸収が阻害される

③スタチンを服用している

コレステロールを150以下にすると脳の萎縮リスクが上昇

④寝る前に甘いものを食べる

オートファジーが誘導されず、脳に蓄積したアミロイドβが排出されない

⑤何事にもあくせんする。ストレスが溜まり勝ち

海馬ニューロンにダメージを与えるコルチゾールが産生される

⑥あまり歩かない、車で移動

日差しを浴びないのでビタミンD不足、運動不足

⑦昼はサンドイッチで軽くすませる

トランス脂肪酸を摂取してしまう

⑧ダイエットのために人工甘味料を愛用

腸内細菌叢にダメージを与える

⑨喫煙

何百もの有害化学物質が脳に影響

⑩昼食後に歯を磨かない

口腔内バリアが破壊されて歯周病菌が口腔内から血液中に侵入し脳を攻撃

⑪歩いていてぶつかりそうになるとイラっとする

血圧上昇

⑫夕食は揚げ物中心

AGEsなどが海馬にダメージ


リコード法による6つの脅威リスクと改善法

6つの脅威を予測するために、血液検査、遺伝子検査、体組織検査、MRI検査などがあります。

慢性炎症性のアルツハイマーリスク

血液検査で炎症所見が見られるケース。歯周病や口唇ヘルペスなどの慢性的な感染症がある。内蔵脂肪が多い肥満体質。アレルギー体質。下痢や便秘をしやすい。

炎症を誘発するトランス脂肪酸やオメガ6脂肪酸を多く含む揚げ物やスナック菓子をたくさん食べていると炎症リスクが高いです。

慢性炎症リスクを避ける方法

口腔ケアの徹底。炎症を誘発する食品を避ける。抗炎症作用のある食品を摂る。

炎症を抑えるオメガ3脂肪酸(魚の油、アマニ油、えごま油)を摂る。

抗菌、抗炎症作用があるプロポリス、クルクミン(うこん)、などはアルツハイマー病予防になる効果が報告されています。

萎縮性のアルツハイマーリスク

脳への栄養不足。ホルモンやビタミンなどが足りない。ホモシステイン(アミノ酸の一つで、高いと心疾患や脳卒中、アルツハイマー病のリスクになる)の値が高い。

脳をしっかり働かせる栄養

甲状腺ホルモンや性ホルモン、脳由来神経栄養因子(BDNF)、ビタミンB群(B1,B6,B12)、葉酸、ビタミンDなどの摂取が重要。

高齢者はたんぱく質を積極的に摂る。卵は認知機能を高める成分が豊富。BDNFは食事より定期的な運動により増える。

毒物性のアルツハイマーリスク

重金属やカビなどに含まれる毒素が関係するケース。原因となる毒素を特定して排除します。

避けるべき有害物質

カビが産生するマイコトキシンという毒素。マグロやメカジキなどの大型の魚に多く含まれる水銀。

アルコールが分解されるときにできるアセトアルデヒド。煙草の有害物質。加工食品を避ける。

有害物質の排出

解毒作用のある野菜を食べます。

ブロッコリー、大根、生姜、コリアンダー(パクチー)などを毎日食べます。

糖毒性のアルツハイマーリスク

高血糖とインスリン抵抗性が問題リスク

糖質過剰摂取

パンや麺類、お菓子などを過食すると血中の糖が増えて高血糖になります。血中の糖とたんぱく質が結合して

AGEsという物質が増え酸化を引き起こします。また、高血糖が続くと、糖を細胞に取り込むために、インスリンというホルモンがたくさん必要になります。そういう状況が長引くとインスリンの働きが悪くなります。(インスリン抵抗性)

すると、糖尿病のリスクも高まり、脳ではアミロイドβの分解ができなくなったり、神経細胞が栄養不足になったりで、アルツハイマー病のリスクが高まります。

糖質リスクを減らす対策

適度に糖質や炭水化物を減らし、血糖値を急激に上げない食事の摂り方をします。

夕食から朝食まで12時間は空けて、身体が脂肪を使える状態(ケトーシス)にすると脳に良いです。

血管性のアルツハイマーリスク

慢性的な血管の病気(動脈硬化や脳卒中、脳梗塞など)を合併している。

血管炎症がある。橋本病がある。アミロイドアンギオパチーがある(血管にアミロイドβが溜まる)動脈炎。

リーキーガット症候群がある。全身性エリマトーデスがある。

血圧のコントロールや減塩などを行う。

外傷性のアルツハイマーリスク

事故やスポーツなどで頭を打った。



アルツハイマー病の36のリスク

1,APPβ切断の減少

2,α部位切断の増加

3,カスパーゼ3切断の減少

4,ネプリライシンの増加

5,ミクログリア貧食によるアミロイドβ除去の増加

6,BDNF(脳由来神経栄養因子の増加)

7,ネトリン1の増加

8,ADNP(活性依存性神経保護たんぱく質)の増加

9,VIP(血管作動性腸管ペプチド)の増加

10,PR2A(タンパク質ホスファターゼ2A)活性の増加

11,リン酸化タウの減少

12,インスリン感受性の増加

13,軸索原形質輸送の亢進

14,酸化ダメージの減少とROS(活性酸素種)産生の最適化

15,コリン作動性神経伝達の増強

16,シナプス破壊シグナル伝達の減少

17,エストラジオールの最適化

18,E2:P(エクストラジオール/プロゲステロン)比の最適化

19,遊離T3の最適化

20,THS(甲状腺刺激ホルモンの最適化)

21,シナプス発芽シグナル伝達の増加

22,レプチン感受性の増強

23,テストステロンの最適化

24,DHEA(デヒドロエビアンドロステロン)の最適化

25,インスリン分泌とシグナル伝達の最適化

26,炎症の減少

27,解毒の増強

28,シナプス成分の提供

29,テロメア長の伸長

30,幹細胞を介した脳修復の増強

31,カスパーゼ6切断の減少アミロードβオリゴマール化の抑制

32,自食作用の増加

33,NGF(神経成長因子)の増加

34,ADNP(活性依存性神経保護タンパク質)の増加

35,ホモシスティンの減少

36,食細胞指数の増加


2018年に発表された国内の研究では、60歳以上の健康な人でも約2割にアミロイドβが沈着していることがわかっています。

アルツハイマー改善書籍


まとめ

リコード法はデール・ブレデセン医師が2017年8月にアメリカで発表した『アルツハイマー病 真実と終焉』にまとめたアルツハイマー病の改善方法で、リコード法を実施すれば、認知機能が回復し、早期治療であれば完全に回復することもあるという最新のアルツハイマー病改善法です。

リコード法は36のアルツハイマー病リスクを生活改善する個人プログラムです。


リコード法をとりいれている病院

リコード法認定医かどうかは不明です。各病院にお問合せください。

こちら↓に全国リストあります。

リコード法フレンドリー医院+ヘルスコーチ 2020_ver.1 – Google スプレッドシート

関西

認知症専門医による物忘れ・認知症外来~大阪府豊中市やすだクリニック

池岡診療所 大阪市城東区

アルツハイマー病について | 今川クリニック | 大阪市福島区にある今川クリニックはアルツハイマー病・認知症・うつ病を治療する心療内科です。

大阪市淀川区・三国のはるなクリニック|ペインクリニック・漢方治療・内科・小児科・アレルギー科

【関西開催(滋賀県)】第4回リコード法実践研究会 | 一般社団法人日本ブレインケア・認知症予防研究所

関東

お茶の水健康長寿クリニックのオンライン診療予約 | CLINICS(クリニクス)

リコード法の認定医になりました | ブレインケアクリニック


 

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